給料ファクタリングは金融ブラックの方でも利用でき信用情報を傷付けないということで注目を集めている現金化の手法です。
しかし為給料ファクタリングを利用した結果、手数料が高ということでいざ給料日に支払いができないということになってしまうというケースもあるでしょう。
そこで、今回は給料ファクタリングを不払いしてしまうとどうなってしまうのか解説していきたいと思います。
給料ファクタリングの返済日は給料日なのに返済できないパターン
給料ファクタリングを利用した場合、基本的に給料日の数日以内が支払い起源となっていることがほとんどです。債権を売っているということなので給料が支払われたら返済する契約となっているからです。
しかし、以下のパターンですと支払い期日に返済ができないパターンが考えられるでしょう。
返済前に使ってしまって払えない
ファクタリングの返済ができないパターンとして一番考えられるケースは給料が振り込まれてから支払いまでの間に自分のために使い込んでしまうというものです。
ファクタリングをした時点での契約では給与債権がファクタリング業者のものとなっているので契約違反となってしまうのですが、このパターンが多い様です。
複数社から利用、二重譲渡してしまって払えない
一社ではファクタリングできる金額の上限が決まっていてそれでは賄えない時に複数のファクタリング業者を利用する人がいます。本来であれば一つの債権は一つの業者しか買取できないのですが、申告ではバレることがほぼないでしょう。
虚偽の申告などにより給与債権を二重譲渡してしまうと自分の手元に入ってくる給料以上に支払いをしなければならない状況が生まれるために支払いができなくなってしまいます。
返済できなくなったら時の対処法は?
上記で説明した様なパターンで支払日に返済できない時どう対処すれば良いでしょうか。とにかく支払いができないという状況になってしまうと、支払いは不可能なため何かしらの対応をしなければなりません。
延滞交渉はできるか?
返済できない場合、ファクタリング会社によっては延滞交渉を受けてくれるところもあります。きちんと、今は支払いができない為いついつに支払いをするということを明確に答えましょう。
基本的に給料ファクタリングを利用する人は毎月収入が入る人のはずなので来月も給料が振り込まれると思うのでその日に返済をするという旨を担当者に伝えましょう。
1ヶ月程の遅延でしたら帰ってこないよりはマシと考え、受け入れてくれる可能性が高いです。
この時気をつけて欲しいのが、延滞による手数料の上乗せをしてくる業者は違法となるので、上乗せを要求してきた場合は指摘をして本来支払う額のみを支払う様にしてください。
分割払い交渉はできるか?
借金などの場合の返済は分割払いをすることが多いですが、給料ファクタリングの場合は原則不可能となっています。
それは、分割払いを許可してしまうと給料ファクタリング自体が借金(融資)であると判断されてしまう為業者は分割払いを受けてくれません。
給料ファクタリングはは給与債権の買取契約である為、一括払いでの返済のみとなっていることは頭に入れておきましょう。逆に、分割払いを了承している会社は違法業者の可能性が高いので注意してください。
給料ファクタリングの返済を踏み倒したらどうなる?
給料ファクタリングの支払いができない場合は延滞交渉をしましょう。しかし、それでも払う目処が立たなかったり、踏み倒そうと考える人も中にはいます。
実際に踏み倒した人もいるのですが、不払いは当然オススメできる行為ではありません。不払いすると業者からどの様な対応をされるのかみていきましょう。
勤務先や家族へ連絡が来ます
支払いをしなければまずあなた宛に電話などの連絡がくるでしょうが、それに対応していない場合は勤め先に電話がくるでしょう。
原則勤務先には在籍確認以外は電話をすることがないのですが、ファクタリング業者としてもお金を回収しなければならないので会社へ連絡して支払いを請求してきます。
その為、会社に給料ファクタリングをしていることを知られてしまい尚且つ支払いをしていないということがバレてしまいます。このことが発覚することによって同じ会社に居辛くなり辞めざるを得なくなったパターンも見かけられます。
また、携帯電話の番号だけでなく固定電話などを伝えており家族などに内緒でファクタリングをしていてもそちらに電話がかかってきて家族にバレてしまうというリスクもあります。
まとめ
現在の職場も失い、家族からの信用も失くしてしまうという最悪のパターンは避けたいので払えない場合はしっかりと連絡をして延滞交渉をすることをオススメします。
給料ファクタリングは手数料が高いということは承知の上で利用していると思うのできちんと返済できるかどうかを確認してから利用することを心がけると良いでしょう。